
つい先日、新しい会社に入社してようやく1ヶ月が経ちました。
入社前日までは毎日のように、
「自分で本当に大丈夫かな……」
「深く考えるのはやめよう・・・でも、やっぱり心配だな。」
そんなことばかり考えていました。
入社当日
そして迎えた入社当日。
待ち合わせ場所の門へ向かうと、出社してくる大量の人々。
まるで駅の改札前にいるかのような人の多さに、早くも圧倒されてしまいました。
「こんなにたくさんの人が働いている職場なのか……。」
なんて思いながらお迎えの方を待っていました。
しばらくすると上司の方が迎えに来てくださり、世間話をしながら配属先へ向かいました。
そこでさらに驚きました。
私の配属先だけで約100人。
前職では7人の部署だった私にとっては、まさに別世界です。
正直、この時は顔面蒼白でした。
「こんなにたくさんの人と、どうやって仕事を進めていくのか。」
全く想像がつきません。
そこから研修が始まり、さまざまな方から社内の仕組みや業務について教えていただきました。
しかし、話を聞いていても分からない言葉ばかり。
説明してくださる方々は話がとても上手で、皆さん本当に聡明に見えました。
「なんちゃって理系」の私なんかが、本当にやっていけるのだろうか。
そんな不安が常に頭の中にありました。
「やっぱり前職を辞めない方が良かったんかな……。」
そんなことまで考えてしまうくらい、小心者なんです。
最初の1週間くらいは、
自分の経験なんて何も通用しないような気がしていました。
「この先何年も働けるかな・・・」
初の実務打合せ
そんな中、
初めて実務の打ち合わせに参加する機会がありました。
話を聞いていると、扱う製品は少し違うものの、
成形品のこと。
基板のこと。
光学のこと。
ものづくりの考え方。
「あれ、この話は分かる。」
そう思える場面が少しずつ出てきました。
案外、大企業の方々も同じようなことで悩み、
同じような考え方でものづくりをしているのだと感じました。
それでも当時は、
「学歴も高くない自分が、この高学歴の方々の中でやっていけるのだろうか。」
「こんなに分かりやすく説明できない。」
「大勢の前で堂々と話せない。」
そんなマイナス思考ばかりが頭に浮かんでいました。
気づき
少しずつ分かる話が増えてきた頃、
あることに気づきました。
そもそも、何十年もこの会社で働いてきた人たちと、
入社したばかりの自分を比べること自体が間違っていたのかも知れない。
これまで積み重ねてきた設計やものづくりの経験はちゃんと通用する。
でも、社内のルールや仕事の進め方は分からなくて当たり前。
新入社員なのに、長年働いている人たちと同じレベルを求めていた。
今振り返れば、それは自分自身に対して少し酷な期待をしていたのだと思います。
そう気づいた時から、心の重かった部分が少し軽くなりました。
「今から学んでいけばいい。」
そう思えるようになって来ました。
もちろん、まだ分からないことばかりです。
毎日のように新しい言葉を聞き、
調べることの繰り返しです。
それでも、入社初日に感じた「自分は場違いなんじゃないか」という気持ちは、
少しずつ薄れてきました。
まだスタートラインに立ったばかりですが、
「焦らず一つずつ積み重ねていけばいい」
と思えるようになったことが、
この1ヶ月で一番大きな変化です。
これから先、大変なこともたくさんあると思いますが、
毎日昨日の自分よりは成長できるように頑張ろうと思います。
また数ヶ月後、半年後、1年後にどんなことを感じているのか、
自分でも楽しみにしながら、
一歩ずつ成長していきたいと思います。
今回の研究結果
① 転職前の不安は、働き始めてみないと答えは分からない
不安の多くは想像が膨らんでいるだけ。
実際に働き始めることで、少しずつ現実が見えてくる。
② 前職で積み重ねた経験は、新しい環境でもちゃんと通用する
製品が違っても、ものづくりの本質や悩みは意外と共通している。
分からないのは社内ルールや仕事の進め方であって、
経験がゼロになるわけではない。
③ 比べる相手は「ベテラン」ではなく「昨日の自分」
入社したばかりなのに、
長年働く人と比べる必要はない。
「今できない」ではなく、
「これから覚えればいい」
と考えることで気持ちが楽になる。
今回の研究で一番大きな発見は、
「不安はなくならない。
でも、一歩踏み出すことで不安の正体は少しずつ小さくなる」
ということでした。
今日はここまで。
このラボでは、
趣味・学び・挑戦を通して、
人生をもっと楽しくする方法を研究しています。
それでは、また次の研究レポートで。
― 研究員K

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